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きものファッション東京 2017年10月~2018年3月


  

ファッションを楽しむ人が、フォーマルなシーンは元より、ちょっとしたお出掛けに、カジュアルきものを楽しむようになり久しくなりました。
東京オリンピックを3年後に控え、確実に「和の風」が吹き始めていることを様々なシーンで感じます。
このチャンスを確実にものにしたいものです。
最新の商品と情報を取り揃え、小売業の皆様を全力応援致したく思います。
またご好評のきものファッション東京のポスター第六弾は、中村大三郎の「ピアノ」(大正15年)です。
ぜひ店頭に掲示いただき、きものの魅力をより多くの方にお伝えください。

                        東京織物卸商業組合 和裝部会部会長  奥田 彰
                        きものファッション東京委員長    
高梨 壮雄

   
 

  



      ポスター絵画「ピアノ」について
グランドピアノが四曲屏風の大半を占めるという大胆な構図である。あでやかな振袖姿の現代女性が、旋律を奏でる様子を描いている。モデルとなった女性は、作者の妻、都由子である。ピアノは現在、京都芸術センターとして使われている明倫小学校にあったものでチェコ製のアント・ペトロフである。
さらに譜面に目をやると、その正確な描写からシューマンの「小さいロマンス」と「トロイメライ」であることがわかる。黒光りするピアノの形状にはアールデコの幾何学的造形を見ることができ、令嬢の髪型、友禅の模様などにもモダニズムの影響が顕著である。

           1926年 制作 京都市美術館蔵


中 村 大三郎 なかむら・だいさぶろう

1898-1947(明治31-昭和22)作品44
京都市生まれ。京都市立美術工芸学校から同絵画専門学校に進み、在学中の1918(大正7)年《懺悔》で第12回文展に初入選する。卒業後同校研究科に進み、1921(大正10)年修了。
この前後第2回帝展《静夜聞香》、第4回帝展《灯籠のおとど》で特選、福田平八郎、堂本印象とともに京都画壇の若手三羽烏と賞された。
1926
(大正15)年《ピアノ》により、近代初期風俗から現代風俗の取材に転じ、清新で香り高い美人像を次々と発表していった。晩年は《三井寺》など謡曲に画題を求め、静雅な画境を確立する。1924(大正13)年 京都市美術工芸学校教諭、翌年同絵画専門学校助教授、1936年(昭和11年)同教授。1928(昭和3)年以来帝展、新文展審査員をたびたび務め、1933(昭和8)年画塾を創立した。

 





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