近年消費者ニーズの多様化により、日本の繊維製品に占める海外輸入製品のウエイトが増大しています。その中でも、同じ仕様の製品の追加生産はほとんどなく新規商材の連続であり、品質や納期の管理は従来以上に重要な要素となっています。
また、家庭用品品質表示法の対象となる繊維製品を日本国内において販売する場合には、国内生産品、輸入品を問わず法令に基づいた表示が義務づけられています。
このような状況下において、会社の利益を最大限に守るためにも、企画・発注の段階から素材特性や品質機能、さらには品質表示規定等の法令遵守に至るまでの知識の習得は必須の要件といえます。
当組合主催の「縫製と外観検査のポイント研修会」の講座はすでに長年の実績を重ね、時々の要請に応えるため講座内容をその都度見直し・拡充し 大変好評です。
受講者からは、多数の質問が寄せられ、研修会時間内では、十分回答する時間がありません。また、後日疑問が出てくることもありますので、皆様のお問い合わせに、「品質管理と法令(総合基礎)」講師 草薙 弘 氏 がお応えします。
企画、生産・品質管理、また販売や仕入れに携わる皆様の業務向上に、お役立ていただければ幸いです。
お問い合わせメールは、こちらへ → hinkan-support@tafs.or.jp
回答者/ご紹介 草薙 弘氏(くさなぎ ひろし)
元公益財団法人 日本繊維検査協会 東京事業所 常務理事 JIS規格 (日本規格協会)作成・改正委員 ISO(国際ケアラベル)委員会WG委員
■ 携わっている業務
● 営業活動及び繊維製品に関する全般の試験、検査 ● 事故原因調査、相談員担当 ● 縫製工場の技術指導 (国内) ● 繊維関連法令、規格等に関する職員の研修、指導 ● 繊維製品の基準書及び関連書物 「衣料品の見分け方等」の作成委員 ● 企業からの依頼を受け、基準書作成への協力 ● 企業からの講師派遣を受け、繊維製品に関する法律、試験、検査、安全性に関する講演
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